季節の手しごと、梅シロップづくり|保育園食育親子イベント
今年も梅の時期がやってきました!
藤沢市の認可保育園「村岡保育園」様で行った、親子の食育イベントをレポート!
テーマは「季節の手しごと、梅シロップづくり」
6月は梅しごとの季節!
梅シロップづくりは、こどもも一緒に挑戦しやすくて、はじめての手しごとにおすすめ。
しかも出来上がった手作りのシロップは本当においしくて、暑い夏の栄養補給にも!
こどもおりょうりラボの食育授業は3つのステップで行います。
- ①絵本で学んで
- ②体験して
- ③ワークシートでアウトプット
①絵本で学ぶ
保存食は食べ物を腐らせずに長い間食べられるようにする、昔ながらの知恵。
そんな保存食について、絵本で学びます。
②手しごとに挑戦
アク抜きをしてやさしく洗った梅を、ふきんでやさしく包み、しっかりと水分をふき取ります。
ひとつひとつ丁寧に梅のへたをとって
氷砂糖と梅を交互に瓶につめます
できた〜!
シロップの完成まで2週間くらい。
だんだん梅からエキスが出てきて、氷砂糖が溶けてきます。
おうちでもその変化の様子を観察してね♪
③ワークシートでアウトプット
今回は果物の「旬」を知ってほしい。
そんな思いで「春・夏・秋・冬 きせつのくだものクイズ」に挑戦!
今は1年中スーパーで出会える果物もあるけれど、果物には本来「旬」があります。
その「旬」の時期にいただくのが、一番美味しくて、しかもその時期に必要な栄養素をたっぷり含んでいます。
「りんごの旬はいつかな〜」
このクイズは、大人も結構むづかしい!
いつも正解発表で「え〜!そうだったの!」という声が上がります。
例えばレモンは、夏にレモンスカッシュなどでいただくイメージがあるためか、夏の果物と思われがち。実はレモンの旬は「冬」なんですよ。
親子で楽しみながら、そんな「旬」について学びました!
あとがき
今回は「旬」をテーマに学びました。
めまぐるしい毎日を送っていると、季節の移り変わりにも気をとめず、あっという間に1年が過ぎさってしまうことも。
そんな時に、「旬」を大切にすると、ふっと立ち止まって、自然や季節の巡りに感謝する気持ちがよみがえる気がします。
いつか大人になった時に「立ち止まる」という術をおぼえてほしい。
「旬」を知るということは、そんなことの役にも立つんじゃないかと思っています。
何よりも「旬」を知ると、もっともっと、季節のめぐりが待ち遠しくなる!
もうすぐ「杏」の季節だなぁなんて、ちょっと先の未来に楽しみがあると、日々がより豊かになりますよね。
1年のうちで果物の「旬」は一瞬。そんな一瞬を楽しみましょう!